テクノロジーによる解決主義の批判から都市や建築が社会を組み立てる視座へと広げる3本をご提案します。まずは技術の色眼鏡を外し、都市の主体的なスマート化を説いた原著の書評から。次にトロントの事例や日本のデジタル田園都市構想など、その後の展開を踏まえて議論の射程を捉え直す訳者あとがきへと進みます。最後は建築の事例を引きながらブリュノ・ラトゥールの思想を読み解き、空間と社会の関わりを案内する書評をどうぞ。
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Recommendation
Ben Green “The Smart Enough City: Putting Technology in Its Place to Reclaim Our Urban Future” スマートシティ批判の始まり──「解決主義」を超えて(評者:中村健太郎)
建築討論
スマートシティに潜む「解決主義」を暴き、テクノロジーの色眼鏡を外した都市の主体的なスマート化を説く一冊の書評。のちの共訳書『スマート・イナフ・シティ』の原著。
詳しく見る『スマート・イナフ・シティ』 訳者あとがき
ブログ
共訳書『スマート・イナフ・シティ』(2022, 人文書院)の訳者あとがき全文。サイドウォーク・トロントの撤退から日本のデジタル田園都市構想まで、原著出版後の展開を踏まえて本書の射程を示す。
詳しく見る【書評】アルベナ・ヤネヴァ『Latour for Architects』:建築が、社会を組み立てる
メニカン
ブリュノ・ラトゥールの思想を建築家のために読み解く入門書。「私たちは一度も近代であったことがない」というラトゥールの思想を、一貫して建築の事例に引きつけながら案内してくれる。
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