モノのデザインと所有の権利、さらに空間検証の技術を通じて社会の力学を読み解く3本をご提案します。まずは製品の修理をめぐる企業の戦略や実践から、消費社会の移行に関わるデザインの政治とデザイン・ジャーナリズムの必要性を提起した論考から。次に国家の暴力をデジタル技術で検証する集団の理論と実践を紹介し、人権の行使へと接続される建築学の知的貢献を見出した書評へと進みます。最後は修理を阻む技術と法の構造を解き明かしつつ、企業批判にとどまらず消費者の覚悟も問いながら修理を所有の本質として再定義した書評をどうぞ。
条件を選び直す
Recommendation
「消費者」から「所有者」へ──なぜいま「修理する権利」が重要なのか
ブログ
Appleの「アンチ修理」戦略からパタゴニア、iFixitの実践まで、「修理する権利」を消費社会からの移行をめぐるデザインの政治として読み解く論考。「デザイン・ジャーナリズム」の必要性を提起。
詳しく見るEyal Weizman “Forensic Architecture VIOLENCE AT THE THRESHOLD OF DETECTABILITY” 建築が証言するとき──実践する人権をめざして(評者:中村健太郎)
建築討論
国家の暴力をデジタル技術で検証する集団の理論と実践を紹介し、「実践する人権」へと接続される建築学の新たな知的貢献の可能性を見出す書評。
詳しく見る【書評】アーロン・パーザナウスキー『修理する権利:使いつづける自由へ』:我々は、所有しているのか?(評者:中村健太郎)
メニカン
修理を阻む技術と法の構造を解き、修理を〈所有〉の本質的構成要素として再定義する一冊の書評。企業悪玉論に傾かず、消費者の側の覚悟を問う留保も付す。
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